2016年03月30日

描き直し3

今回の描き直しはコインの3。

私自身が登場するカード。これを描いたときは激スランプで、だらだら模写ばかりに時間を使い切って自由な線が一本も描けない時期でした。嫌々仕上げて仕上がりも最悪だったので、ダメージがでかく、この後復帰するのに一年以上かかったような。
手直ししたところで、気に入るものでもないですが、論外から許容範囲に持ってくるところまで手直ししておきました。しかし、くじらの骨格模型の陰がトホホなまま。

coin3b.jpg

わたしにとって、コインの3は、株式市場に上場する企業のイメージ。オーソリティーに迎え入れられるときに出るカード。
(私の著書、「スグヨミフレンドリータロット」では、コインの物語を経済市場原理として説明しています。)

カードの意味は、入学、入門、出家、技術が認められる・・・などなど。
逆位置に出ると、裏口入学、正攻法ではない、居場所がない、とか。

そこの入口に、あまり馴染まない自分を描いてしまったことが、そもそもこの絵が難航する元凶ではないかと思います。私の太陽のサビアンシンボルは19度の「司祭」なのでこれでいいはずなのですが、私の月は水瓶座の4度で「脱走兵」が「インドのヨギ」になった度数。ここのところのギャップを調和させるために時間がかかるのです。このイビツさを楽しめるようになったら、このカードの奇妙な雰囲気を消化できるのかもしれません。

このカードの異種格闘技感は、ギリシャ、アラビア、イギリス、アメリカなどの国旗で人物の服装を描いたところにもありますが、コインの10に至る巨大市場はグローバルだから。

手直し前のブログはこちら。

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2016年03月28日

描き直し2

タロットカード制作は、大アルカナ「力」のカードの描き直し。

描き直しは今回で2枚目になるが、前回も言ったように振り返っているときりがないので、過去の制作はみないように完走しようと言い聞かせているのだが、あまりにも嫌いで下げてしまったものに関しては、そのつど描き直したほうが精神衛生上いい場合も。

おもえば、突然「星」のカードから始まったタロット制作は、2010年ごろに始まったので、もう6年も描いていることになる。6年といえば、小学校に入学して卒業するまでの月日だ。そりゃ6年生になったら1年生のころ自分が描いたお絵描きなんてみれたものじゃないのは当たり前というもの。私からみた初期の制作は、まさにそのくらい何もかもがいけてない。そもそもイラストソフトの使い方すらままならないころに試行錯誤しながら描いていたので、レイア―機能を使い始めたのだって途中からという原始的な6年前の私。線が震える悩みは未だ解決していないものの、線を細くしてそれをごまかすすべや、最近は手振れ防止機能を使う知恵もついた。

まぁ、そんな調子なので、のんびりと進めます。

strength2.jpg

さて、「力」のカード、ウェイトスミス版では腕力ではなく包容力や忍耐力によって猛獣を御す姿が描かれている。それってようするに、北風と太陽みたいな話しで、獰猛な相手を思い通りにコントロールするには厳しくしても無理で、愛情でもって関わればうんぬんみたいなこと。ここで描かれている獅子は、御しがたいもの全般であり、人生そのものの比喩でもある。人生という荒波に挑む姿勢と思えば、白い服を着た人物の内面から湧き上がる自信や勇気がいかに生きてゆくうえで必要な力かが伺える。

なので今回、私にとっての「愛情」とか「包容力」とかのイメージを描いてみたわけですが、それは・・・

後ろからむぎゅうぅ〜〜!!

です。そして、むぎゅうぅ〜されてる獅子の下には、更にかわいい子獅子が、「頭からみゅうぅーん!」されています。
このように、愛情は高いところから低いところへと流れてゆくもの。ゆえに、子育て中のお母さん、お父さんには社会全体がむぎゅうぅ〜〜!!してあげてください。そうすれば子獅子はみゅうぅーん!されて健やかに育ちます。

実はこの力のカードのイメージをいただいたのは、去年博多天神の書斎りーぶるさんで占星術講座をさせていただいたときにホテルをとることができず、主催の日下さんのご自宅にお世話になった時の事。日下さんちのお子さん二人とキャバリア犬に、三段むぎゅうぅ〜〜攻めに会ったわし。そのときの万能感たるや・・・。実はこの前日から、食あたりによる下痢嘔吐発熱があり、このときのわしはものすごく体調が悪かったのですが、むゅぎゅうぅ〜〜!の瞬間だけは本当に幸せでした。何でもできると思いました。このあとの4時間にもわたる講座を無事乗り越えることができたのは、ほんとうにこの子たちのおかげです。

kusakasan's.jpg

みよ。私の幸せそうな姿を。

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2016年03月26日

78分の54

ひさしぶりのタロット制作は、カップの10

ウェイト・スミス版では、「そして幸せに暮らしましたとさ。」の様子が描かれていて、私は今回けっこう誠実にそれをなぞりました。
仕事を終えて帰路につく幸せをそのまま絵に。
色も一番好きな緑でほぼ全部塗りつぶしたかんじです。

cup10.jpg


最寄駅のホームを描けばよかったのですが、ちょうどよい景色がなく、これは御堂筋線のとある駅のほんとうはA4出口ですが、カップの10なのでC10出口。
選択肢は多いほうが好みなので、矢印を様々な方向へむけました。

引っ越しと仮住まいの多い人生を歩んできました。夢ではいつも、過去の住まいかまだ住んだことのない転居先がホームグラウンドです。今住んでいる家の夢は基本的にみることができない。何故かはわからないです。最近は千葉の家の夢もよくみますが、もっと昔、両親の長期休暇に過ごしていた祖父母の家にいる夢をみます。あるいは、学校の寮の夢もよくみます。手荷物の中に宿題やお絵描き帳、編みものや本など、そのときの自分に必要なものをつめて持参しているのですが、なにか重大なものを持ってきておらず、心もとない思いをしている夢です。コンタクトレンズとかサプリメントとかそういうものです。

だったら、カップの10のカードくらい、矢印を一方向にズバッと導くかんじにすればいいものを、またたくさん描いてしまい、私は選んだ出口とは別の、選ばなかった出口の夢をみるのでしょうか。

小アルカナの10は、幸福そうにみえるものでも悲劇的にみえるものでも、どれもがその元素の限界を描いており、水の元素が追い求める心の満足には実態はなく、現実には完全に満たされることはない。思い出や夢の中、あるいはおとぎ話の中においてのみ、それは満たされるのではないだろうか。

私の著書、「スグヨミフレンドリータロット」では、小アルカナの物語をその元素ごとに解説していますが、冒頭のp.62〜p.63で、小アルカナが15枚20枚と増えた場合の仮設を交えて、それぞれのスートの10の意味を説明しています。ご一読ください。


posted by emi at 19:24| Comment(0) | タロットカード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする